入社の動機
培った知識や経験が生かせる場所だと感じました。
関東で働いていましたが、長男だし、親も高齢になるので、30歳を迎えるタイミングでそろそろ地元に戻ろうと思い、鳥取へのIJUターンを支援してくれる「ふるさと鳥取県定住機構」に登録しました。定住機構のコーディネーターさんに、それまでの自分の経歴や仕事内容を伝えたところ、三洋製紙を紹介していただきました。以前から、鳥取に三洋製紙という会社があることは知っていましたが、どんなものをつくっているのかなど、詳しいことは知りませんでした。定住機構からの紹介で工場見学に訪れた際、「大きい工場だな」と思ったのを覚えています。
前の仕事とは業種が異なりましたが、面接の際に工場長から「絶対、君の経験が生かせるよ」という言葉をいただいて、自分がこれまでに培った知識や経験が発揮できる場所だと感じ、チャレンジしてみようと思いました。
仕事への思い
工場の“心臓部”に携わる仕事に責任を感じています。
同僚の皆さんがやさしくサポートしてくださったので、すぐに馴染むことができました。最初に配属された工務課では、工場全体の機械のメンテナンスや取引業者とのやりとりなどを行っていました。
2020年4月に動力課に異動になり、工場内にある2基のボイラーの運転と保守を主に担っています。1号ボイラーは、紙をつくるのに欠かせない蒸気を送るとともに、発電も行って工場内の電力を賄っています。2号ボイラーは、未利用木材やリサイクル材などをバイオマス燃料として有効活用した発電設備で、発電した電気は電気事業者に売電しています。ボイラーは、止まってしまったら他の何も動かなくなる、工場の“心臓部”です。まだ配属されたばかりで覚えることばかりですが、工場にとってなくてはならない重要な部分に携わっていることに、大きな責任を感じています。
今後の目標
資格を取って経験を積み、
家族をしっかり養っていきたいです。
ボイラー技士の資格取得に向けて勉強に励んでいます。必要な資格を取って、自分の知識を向上させて自信につなげていきたいです。そして、資格や知識を現場で実践的に生かせるよう、日頃の職務でも積極的にいろいろなことを覚えていこうと思っています。以前の仕事は出張が多く、休みが少なかったことも転職を考えたきっかけの一つだったので、再就職の際には仕事内容の他に、ワークライフバランスも重視していました。今の職場は、トラブル時の呼び出しや残業が少なく、土日を基本に休みもきちんと取れるので、とても満足しています。
Uターンして半年ほど経った頃に結婚して、子どもも生まれました。三洋製紙は長年勤めておられる方が多く、福利厚生も手厚いので、長く続けられる職場だと安心しています。私も資格を取って経験を積み、会社の業績アップに貢献して、家族をしっかりと養っていきたいです。