農用再生紙カミマルチ
水稲用カミマルチ®
![田植え](img/pic_maruchi02.jpg)
カミマルチの主な特徴は雑草抑制効果で、カミマルチを田植え時に水田に敷けば、日光を遮断し雑草の成長を抑制できます。
平成5年度農林水産省中国農業試験場をはじめ中国地方を中心に各県の農業試験場で 試験田植えが行われ、除草効果について、いずれもほぼ満足のゆく結果が得られました。
現在は有機栽培米生産者を中心に、全国で広く利用されています。
特徴1.除草剤と同程度の雑草抑制効果
![](img/img_maruchi01.jpg)
特徴2.微生物により分解され回収不要
カミマルチは、水田中の微生物により、徐々に分解されていきます。稲が生育して陰を造り、除草の必要が無くなる頃、つまり約50日程度でカミマルチは分解されて無くなってしまいます。つまり、回収する必要がありません。
![](img/img_maruchi02.jpg)
![](img/img_maruchi04.jpg)
特徴3.収量は慣行栽培と同等
カミマルチ農法の特徴として、田面をマルチシートで覆うことから、初期成育が緩慢に推移します。しかしながら、下表のとおり50~60日で慣行栽培に追いつき、収量も同等となります。
![茎数の推移](img/img_maruchi09.png)
![葉色の推移](img/img_maruchi10.png)
特徴4.節水栽培が可能
敷設した紙が浮いてしまわないように、浅水での栽培を行います。
![](img/pic_maruchi03.jpg)
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取り扱い注意点
- 取り扱い時・保管時は水濡れに注意してください。
- しろかきは出来る限り均平にし、日数も慣行栽培の時より長く置いてください。
- 田植え時は、深水を避けて下さい。
- カミマルチの敷設は風下もしくは水尻方向から行ってください。
- 田植え後の入水は徐々にして下さい。
- 田植え後強風の時は、深水管理をして下さい。
- 田植え後10日程度は田圃に入らないで下さい。
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![](img/pic_maruchi06.jpg)